それでもやっぱりオヤジにはならない。
ホリエモンの本を読んだ。
「君がオヤジになる前に」
ここで言うオヤジは、物事を良い方向に改善しようという意欲をなくした人のことを言う。「俺はこれでいいんだよ」とか「周りがそうだから」みたいな思考停止が始まっていたらあなたはもうオヤジ化が進んでいるかもしれない。
オヤジたちに対してホリエモンはこう言っています。
彼らは現状にただ不満を持ち、将来に不安を抱えながらも、そこを打開しようという意志すら奮い起こせない。ただ誰に向けるともなく不平を口にしているだけだ。それを僕は「思考停止状態」と呼ぶ。
就職活動、大学生活、高校生活、、、、日本にはオヤジが多いように思います。
本当に自分はそれでいいのか、を自分に問い続ければはっきりと自分の意志ややりたいことがわかるはずなのにそれを考えず周りをキョロキョロ見渡しては大きい船の方へ乗ろうとする。自分にはそれができないタイプでした。
今、自分はスタートアップで働いています。自分の意志で、自分のやりたいことを、責任を持って仕事をしています。若いうちの苦労は買ってでもしろ、とは言います。若いうちの方が経験値がそのままレベルに影響するためです。
スタートアップの新卒は、普通の新卒とは仕事の量も責任も大きく違いますが、それだけ自分の資産にもなりうるのです。
大きな会社に入ることを否定しているわけではありません。そこに意志はあるのか、「それ"で"いい」なのか「それ"が"いい」なのか、ということです。人生は一度しかありません。あなたが過ごした1日は地球が何度回ってもやってくることはないのです。人生にコダワリを持たずに過ごした1日は後になって取り戻すことはできません。だからすべてに心をもって礼儀正しく、感謝するためにも自分の本当の声を見つけてそれに従うのがいいことなのではないでしょうか。
これを知るものはこれを好む者に如かず、
これを好むものはこれを楽しむ者に如かず
(何事に対しても、それを知っている人はそれが好きな人に及ばないし、好きな人もまたそれを楽しんでいる人には及ばない)
あなたの今日は楽しめましたか。それが人生の答えだと思います。
心のうちに意志があるならその声に正直に従って生きること。
自分の今の勉強、仕事、友達、趣味、すべてを決定づけるポイントだと思います。
- 作者: 堀江貴文,福本伸行
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