転職おじさん。

去年、職場を変えたが、ものすごく働きやすい環境で満足している。

 

友達の仕事の辛い話を聞いたりするときによく口に出るのは、「石の上にも三年」論理だ。三年経つまでは転職しないということだ。

 

思うに、

日本人は「置かれた場所で咲きなさい」の理屈が強すぎる。

自分の行った選択を重んじて、素早く切り替えたり、省みるのが苦手だ。

 

ひょっとするとそれは農耕民族だからかもしれない。

狩猟民族だと、素早い判断が求められるのに、農耕民族は結果が出るまで待つという判断をする。肉食動物相手だとそんなことしてると首根っこを食いちぎられかねない。

 

こういうのを見ると思うのが「日本は最も成功した社会主義国だ」という言葉だ。

同調圧力、無宗教という宗教、小さな文化の積み重ねが社会の意識の礎を築いている。

 

でも大事なのは「置かれた場所で咲けるか」だとおもう。

人間は、移動できる。咲くのに必要な水分や日光を求めて。

 

自分の人生の一日、一日はもう二度とやってこない。

後悔したその日も、ストレスを抱えて働いたその日も。

 

だから決断はすばやくし、行動をしたほうがいい。

 

そう思ってるから友達に、本質的に問題を感じていて、それを自分で解決できないなら転職をしてみたらいいと勧めるようになった。

 

完全に転職おじさんである。

 

 

 

 

置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

 

 

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