今死ねるか。というKPI
人生はチャレンジの連続だ。というよりそうでなければならない。
こうしている今にでも、死ぬことへの時間は着実に短くなっているのだから。
大人になって忙殺されていると、こんな簡単なことも不意に忘れてしまうようになる。
情報の価値がほぼゼロの時代だからこそ、経験の価値がより高くなる。
だからモノ消費からコト消費へとかわってきたんじゃないか。
コト消費も、さらにバーチャルとリアルに変わりつつある。
VR観光よりも実際に行く観光の方が価値があがるだろう。
実際に経験を積み上げること、これは人生のストックに変わる。
お給料をもらって生きながらえて、というのはフローに過ぎない。
少しずつでも自分のやってみたい頂きに近づくためには
ストックを増やし続けることでしか叶わない。
ハウステンボスの社長の本「運をつかむ技術―18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密」はそのことを思い出させてくれる。
- 確かに失敗することは怖いが、本当に怖いのは、何もできずに死んで行くことだ。
本の中でハウステンボスの社長であり、HISの会長である澤田さんはそう語っている。
だから常に自分の首元にぶっとい針を仕向けながら「自分は今、死ねるか」
聞くことは非常に大事なことだと思う。
そこで、やっぱりあれが足りてないとか、これがやりきれてないとかが出てくるなら、自分が全力をもってリスクを取りに行って、チャレンジするべきだ。
チャレンジに失敗して半身をもがれることも、人生の全てを失うこともないのだから。
運をつかむ技術―18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密
- 作者: 澤田秀雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: 単行本
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