今死ねるか。というKPI

人生はチャレンジの連続だ。というよりそうでなければならない。

こうしている今にでも、死ぬことへの時間は着実に短くなっているのだから。

大人になって忙殺されていると、こんな簡単なことも不意に忘れてしまうようになる。

 

情報の価値がほぼゼロの時代だからこそ、経験の価値がより高くなる。

だからモノ消費からコト消費へとかわってきたんじゃないか。

 

コト消費も、さらにバーチャルとリアルに変わりつつある。

VR観光よりも実際に行く観光の方が価値があがるだろう。

 

実際に経験を積み上げること、これは人生のストックに変わる。

お給料をもらって生きながらえて、というのはフローに過ぎない。

 

少しずつでも自分のやってみたい頂きに近づくためには

ストックを増やし続けることでしか叶わない。

 

ハウステンボスの社長の本「運をつかむ技術―18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密」はそのことを思い出させてくれる。

 

- 確かに失敗することは怖いが、本当に怖いのは、何もできずに死んで行くことだ。

 

本の中でハウステンボスの社長であり、HISの会長である澤田さんはそう語っている。

だから常に自分の首元にぶっとい針を仕向けながら「自分は今、死ねるか」

聞くことは非常に大事なことだと思う。

 

そこで、やっぱりあれが足りてないとか、これがやりきれてないとかが出てくるなら、自分が全力をもってリスクを取りに行って、チャレンジするべきだ。

 

チャレンジに失敗して半身をもがれることも、人生の全てを失うこともないのだから。