ソフトウェアはだいじ。

優秀なチームであってもチームとしての意識がなければ、烏合の衆に過ぎない。

 

ソフトウェアは、人間で言うところの考え方や性格にあたるものだ。

むしろ人間のそれこそソフトウェアとも考えられる。

 

そう考えれば、会社組織や、チーム、自分の性格....ソフトウェアはあらゆるところを支配する。

 

どれだけ立派なハードウェアがあってもソフトウェアがアップデートされなければ使えないことも多い。

 

日本の会社で得意なのは物作りだ。物作りにいたっては「仏つくって魂入れず」なんて言葉もあるくらい作る人の「精神(ソフトウェア)」を重視するのに、そのつくったものを使う人のことまでは目がいかない。ハードウェア屋さんが失敗するよくあるパターンだ。

 

iPhoneが成功したのはそれを使う方法や価値観(ソフトウェア)の提供に力を入れたからだ。

 

世の中は、物(ハードウェア)とコト(ソフトウェア)の時代を行ったり来たりする。

UI/ UXというわけかたはいわば、UI(物)とUX(コト)なのだとも考えられる。

 

何かを作る人はそれを使う人のソフトウェアも同時に提供しなければならない。

それが作る人の責任でもあり、本質的なサービスのあり方だからだ。

 

ゲームも、ゲームと取り扱い説明書があって、それ自身がサービスになる。

 

リテラシーとつくったものを同時に提供することが大切なのだ